今回はWeb3の専門家として有名な @paji.eth さんの「なぜいまNFTを活用するのか」についてのツイートをまとめてみました!
- 低単価なNFTこそ、市場規模がもっとも大きく、ビジネス性が高い
- NFTを活用したデジタルグッズが年間6,000億円近くの規模クラスになる
- デジタルグッズが投資活動に変わることでビジネス優位性を確保できる
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前編はこちら
1/ 今日は「なぜいまNFTを活用するのか」の続きを書き殴ります。前回はブロックチェーン純度の低いチェーンのほうが、現時点ではまだビジネス性が高いのですが、その世界線もまもなく変化しそうと書きました。時代の流れも読みつつ、NFTをどう自分たちのビジネスに組み込むかの方向性を考えていきます
— paji.eth (@paji_a) April 18, 2022
2/ このツイートをご覧いただいている方は、NFTについて、「デジタルだけど唯一無二の存在を証明する」という説明をなんども聞いたことがあると思います。最近、私はこの説明はNFTの持つ機能の片側だけを強調して紹介してしまっているので、誤解を招くのではと考えるようになりました
— paji.eth (@paji_a) April 18, 2022
3/ 「唯一無二」という言葉からは、世界にひとつだけしかないアート作品のような、NFTは希少性の高いイメージになってしまいます。ただ、私は、一般的なマーチャンダイズの市場、つまり、希少性がそこまで高くなく、低単価なNFTこそ、市場規模がもっとも大きく、ビジネス性が高いと考えています
— paji.eth (@paji_a) April 18, 2022
4/ NFTは「世界にひとつだけ」も証明できるし、「世界に10,000個だけ」も証明できるのですね。ビジネス視点で厳密に言えば、「デジタルだけど在庫を持てる」という表現のほうが、「唯一無二」も内包する紹介になるので、私は、最近意識してこの表現を使うようにしています
— paji.eth (@paji_a) April 18, 2022
5/ 上記を前提に、NFTをどうビジネスに活用するかを考えたとき、大きく3つの方向性があると考えます。それは、①一点物系の高単価なアート的作品、②ミドルレンジのNFTコレクション、③低単価なファン向けデジタルグッズの3つです
— paji.eth (@paji_a) April 18, 2022
6/ 高単価なアート作品
— paji.eth (@paji_a) April 18, 2022
75億円もの金額で落札され、2021年のNFTブームを生み出した、Beepleなどの希少性のあるアート作品=高単価商品です。まさにデジタルなのに世界にひとつだけを証明することができるようになったとき、もっとも相性が良い領域は、そもそも一点物で希少性を持ったアート領域でした
7/ 購入層も超富裕層に限定された、いわゆる「ハイブランド」の販売方式で、高額になればなるほど、おもには作品自体の魅了はもちろん、資産運用の観点も交えて購入してもらうような形になるでしょう。個人や無名クリエイターにとっては無数のチャンスが潜んでいるとも思います
— paji.eth (@paji_a) April 18, 2022
8/ ミドルレンジのNFTコレクション
— paji.eth (@paji_a) April 18, 2022
現在主流になってきているNFT販売のゾーンで、数千〜数万体の統一感のあるキャラクターなどでNFTコレクションを作り、1体数万円程度で総額数億円の売上を狙っていくビジネスです。グローバル・コミュニティや二次流通との相性が良い点で、いま最もホットな領域です
9/ 販売もお祭り的なイベント化しており、クラウドファンディングのように実現したビジョンを元に、NFTコレクションを販売することで、一種の”資金調達”を行い、掲げたロードマップ沿ってファンの期待に応えていくようなイメージです。クリプト投資家も引き寄せています。①高単価とのミックスもあり
— paji.eth (@paji_a) April 18, 2022
10/ 低単価なファン向けデジタルグッズ
— paji.eth (@paji_a) April 18, 2022
私は、NFTが本当に意味でマスアダプションするのは、この領域が開花してからだと考えています。いまLINEスタンプのように”閉じた世界”の中でのデジタルグッズのやりとりが、オープンな世界でも行われるようになると、一気にグローバルに繋がることになります
11/ いま、デジタルグッズというと、スタンプだったり、電子書籍のようなものが一定規模の市場を作っていますが、まだまだ物理グッズのほうが市場規模は大きい状況です。私たちも、普段買い物するときに、デジタルよりも、まだ物理グッズのほうが多いはずです。これが逆転します
— paji.eth (@paji_a) April 18, 2022
12/ 私が本業で携わっているアニメ業界におけるグッズ市場は国内だけでも年間6,000億円近くの規模がありますが、近い将来、このアニメ領域だけでも、NFTを活用したデジタルグッズがこの規模クラスになると考えています。近い将来NFT生成のためのGAS代が1円以下となる世界線では低単価NFTが花開きます
— paji.eth (@paji_a) April 18, 2022
13/ NFTのデジタルグッズは、一般的な物理グッズやアート作品と違って、在庫リスクもありません。配送などの手間もない、世界中に気軽に販売できるデジタルグッズは、全世界のファンがお客さんになりえ、低単価だとしても、購入者数の掛け算で、1ブランドで数百億円を超える大きな市場になりえます
— paji.eth (@paji_a) April 18, 2022
14/ これは、アニメに限らず、漫画・ゲーム・VTuberやアイドル、サッカーや野球などのプロスポーツやF1などファンがたくさんいる領域であれば、NFTを活用してデジタルグッズを安くたくさん世界中に販売できます。しかも、グッズをNFTにすることで、二次流通市場が花開きます
— paji.eth (@paji_a) April 18, 2022
15/ 二次流通のロイヤリティ還元も大きいのですが、それ以上に大きいのが、デジタルグッズが真の意味で資産性を帯びることです。いままでグッズの購入は「消費活動」だったところが、NFTを紐付けることで、「投資活動」に変わることでビジネス優位性を確保でき、NFTが画期的な点のひとつです
— paji.eth (@paji_a) April 18, 2022
16/ 例えば、1,000円のファンアイテムを購入すると、いままでは1,000円分が消費されていたところが、NFTであれば、あとで800円で気軽に転売できることで、実質の消費は200円となり、1,000円の消費まで可処分所得があるなら5倍の5,000円の売上=市場規模が膨らむのです
— paji.eth (@paji_a) April 18, 2022
17/ 現状でも”閉じた世界”の二次流通市場があり、ファングッズは特に二次流通が盛んですが、NFTは、物理商品を梱包したり配送の手間がないので、二次流通市場がよりなめらかに流通します。あらゆるデジタルアイテムに資産性が帯びるようになるのです。どの方向に進むかを考えるだけでもワクワクして8時
— paji.eth (@paji_a) April 18, 2022
まとめ
NFTは、物理商品を梱包したり配送の手間がないので、二次流通市場がよりなめらかに流通することになります。
つまりあらゆるデジタルアイテムに資産性が帯びるようになる未来になる可能性があります!
今からワクワクしてしまいますね!