NFT発で次々に創出される『新IP(キャラクター)』を紹介！

1/ 今日は「NFT発で次々に創出される『新IP（キャラクター）』」について書き殴ります。日本発の既存の人気IPは、NFT化により既存ビジネスへもたらす影響が大きすぎ、既存ファンも理解が追いつかない中、当初の期待ほどは奮っていません。現在は、NFT発『新IP』の独壇場になっているように見えます

— paji.eth (@paji_a) May 24, 2022

2/ 歴史は繰り返します。技術発展とIPの密な関係。ファミコンのマリオ、ソシャゲのパズドラ・モンスト。NFTのBAYC・Azuki。NFTコレクションから”新IP”の息吹が芽生えています。世間全般から見ればまだニッチ領域ですが、確実に認知とエンゲージが高まってきています。ただ、これはまだ序章でしょう

— paji.eth (@paji_a) May 24, 2022

3/ NFT発の「新IP」がこれまでのIPと決定的に違う点は、NFTの時点で、「コミュニティへの金銭的インセンティブ」が設計されていること。例えば、BAYCのファンが自身でNFTを保有し、SNSを通じて”口コミ”を広めていくと、そのファンにもメリットが発生することになります。どういうことでしょうか

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4/ ファンがSNSを通じて、自分の”推し”キャラへの愛や作品の面白さを伝えてナチュラルな宣伝行為をしてもらうことは、SNS時代に入ってより加速。広告効果としては、TVCMや検索広告などと比べても最高のパフォーマンス。ところが、ファンが盛り上げて育ったIPの価値は企業だけに収益が戻る構造でした

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5/ NFT発「新IP」の場合、ファン活動が自身が保有するNFTの価値を上げることに繋がります。個々の力は弱くても、Discordなどのコミュニティでまとまってアクションを起こすと、フラッシュモブ的なの一大ムーブメントなどを引き起こし、口コミが増幅され、とてつもない宣伝効果を生み出せます

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6/ ファンはそんな金銭的メリットのために応援しているのではない、という方がほとんど。ただ、そういった『インセンティブ』設計があるNFT発「新IP」と、ビジネス的にヒットしても、金銭的メリットは企業に集まる「既存IP」では、ファンの吸引力もとい求心力が生まれ、構造上、絶対的強みになります

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7/ これは、スタートアップでいうストックオプション制度のようなもので、「新IP」がビジネス的にもうまくいったら、仲間にも金銭的報酬を還元されるのか、されないのかという話に近いのです。近年ネット上のファンの力によって支えられる「IP」ビジネスにおいて、これは決定的な差になってきます

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8/ 「既存IP」は後付でも良いので、こうしたNFT発「新IP」がもたらしているファンへのインセンティブ設計をなんらか生み出していくことが求められそうです。どんなに人気のIPであっても、5年10年後には金融機能のレバレッジを持たない「竹槍」で新しい”IP合戦関ヶ原”を戦うことになるのかもしれません

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9/ ここでジレンマになりそうなのが、この仕組み自体を既存のファンが望まないことが予想できることです。これまでのファンは純粋な気持ちでIPを応援したいという気持ちが強いからです。これまでの心地いい制度に慣れてしまったファンたちは、特別な変化を望まないため、一種のしがらみを生み出します

— paji.eth (@paji_a) May 24, 2022

10/ そう考えると、NFT発「新IP」はこの差別化の武器を大いに使っていくことで、強大な既存IPに対してまだまだリードを広げることができそうです。NFTの先には、NFTコミュニティメンバーの”行き先”をみんなで決めるためのガバナンス・トークン＝信長に天下統一をもたらした”鉄砲”も控えているのです

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11/ NFT発「新IP」も「既存IP」においても、ファンへの金銭的報酬を自然な形でお返しする枠組みは大事。文化として根付いている、二次創作や限定特典などをネットやNFTを通じて表現することで、”次世代をリードするIP”が数多く生まれてくると思うと、ワクワクしすぎて今夜も8時間しか眠れなさそうです

— paji.eth (@paji_a) May 24, 2022