NFTとは一体何?仕組みや暗号資産との違いについて解説します。

最近Web3について調べているけど。NFTってなんだろう?

Web3での稼ぎ方って?

「NFTとは一体何?」
「NFTの仕組みについて知りたい」
「NFTと暗号資産との違いは何?」

上記の様な疑問をお持ちの方のために、こちらの記事では、NFTとは一体何かや、仕組み、NFTと暗号資産との違いについて解説します。

ファーストステップとして、NFTの定義・意味をしっかり把握しておきましょう。基本を抑えることによって、NFTに対しての理解度が格段にアップします。

NFTというのは、Non-Fungible Token(ノン-ファンジャブル トークン)の頭文字を取った物で、日本語では非代替性トークンという意味になります。

なおNFTと一緒によく聞く仮想通貨に関しては、「代替性トークン(FT)」と言われております。しかしながら、「非代替性・代替性」と「トークン」は、どちらとも馴染みがない言葉だと思いますので、各々簡単に説明していきます。

NFTの4つの特徴について

NFTには、メインとして次に挙げる4つの特徴が存在しています。

  1. 唯一性
  2. 取引可能性
  3. 相互運用性
  4. プログラマビリティー

唯一性

NFTというのは、ブロックチェーン上で構築されていることから、作り上げるデータに対して唯一性を付与することが出来ます。

他の言い方でいうなら、データでありましても、実際の絵画または宝石等と一緒でコピーまたは改ざんが出来ない、1点物を作り上げることができることになります。

取引可能性

NFTに関しては、特定の組織にではなしに、非中央集権的なブロックチェーンによって運営管理が行われております。このため、ビットコイン等々の暗号資産と同じく、所有するNFTを自由自在に移転したり、取引することができます。

相互運用性

ほとんどすべてのNFTに関しては、「ERC721」というような共通の規格で発行が行われているため、こちらの規格に準拠しているウォレットまたはマーケットプレイスであるのなら、原則的にどこでも取引ができます。

プログラマビリティー

プログラマビリティーというのは、バラエティーに富んだ付加機能をデータにプログラムすることが出来る事を言います。

プログラマビリティーを活用することにより、NFTの作者に関しては、2次流通時の手数料であったり、取引数量の制限などを前もってプログラムすることが出来る様になります。

こちらの機能を活用することにより、NFTが作者の手元を離れたとしても、流通時に、購入代金の一部が作者に支払われるという様なシステムを作り上げることが出来ます。

また、こちらのプログラマビリティーを活用することによって、NFTの作者というのは、JASRACみたいな著作権を管理する団体を通さずに手数料を徴収することもできるのです。

NFTの仕組みとは?

現在流通しているほとんど全ては、「イーサリアム」と言われているプラットフォーム上で運営管理が行われています。こちらのプラットフォームでは、次に挙げるシステムが付与されています。

NFTというのは、一人の正式なオーナーしか所有することができず、イーサリアムのブロックチェーンによって担保されています。所有権を知らない間に変更したり、コピペで同一のNFTを作ることも出来ません。

感覚的に土地または建物等の様な不動産登記にもよく似ています。不動産も登記によって所有者が明らかになっていることから、他の方が勝手に住んだり利用したりすることは行なえません。

同じ様に、「独自ID」と「メタデータ」をブロックチェーン上で管理することを通して、周囲の人から占有される懸念がないのです。こういった風に、オンライン上での安全な取引を担保しながら、「唯一性」を可能にするシステムを有しているのが大きな特質です。

NFTと暗号資産との相違点とは?

一般的な暗号資産とNFTが異なる部分は、ビジュアルは同じものであっても、区別する事ができるかどうであるのか?にあります。

一番初めに、一般的な暗号資産というのは、常日頃から使っている100円玉みたいに、財布の中のどれを使ったとしても変わりはありません。代替性トークン(FT)と言われている様に、どちらの1,000円を利用しても、1,000円という価値に変動は皆無なのです。

それとは反対に、NFTに関しては、「1点ものの価値を指し示す」ものになります。仮にデジタルアートをコピーして本物だと偽ったという場合でも、アッという間に偽物だとわかります。

外見上は同じでも、それぞれの相違する部分は明らかでありまして、本物の価値が保証されることになります。

暗号資産に関しては、代替可能なトークンで管理されていることに対して、替えることができないトークンでトレードが行われています。また、トークン規格という物も異なっております。

暗号資産に関しては、メインとしてお金みたいに数量的なものを指し示す「ERC20」が、NFTに関しては唯一性のある物を示す「ERC721」が使用されています。

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