今回はWeb3の専門家として有名な @paji.eth さんの「web3って中央集権的存在は儲からなくなる?」についてのツイートをまとめてみました!
- 結論から言えば、GAFA級は除き、”利益率は低くなるけど額は高まる可能性あり”。
- 1社が独占して儲ける事はなくなるが、コミュニティ全体の売上は高まるので低い割合でも額は高まる。
- これまでの巨大企業であっても参加者として、コミュニティへの貢献に対する適切な収益分配を得ることになる
Web3で稼ぐことはできるのでしょうか?
1/ 今日は「web3って中央集権的存在は儲からなくなる?」を書き殴ります。結論から言えば、GAFA級は除き、”率は低くなるけど額は高まる可能性あり”です。中央集権的存在がトップオフで手数料を取るわけではなくなるため、過剰な儲けは出せなくなりますが、貢献に応じた適切なリターンがある世界線です
— paji.eth (@paji_a) June 14, 2022
2/ Web2とweb3の違いを具体例を交えて解説します。有名人のファンたちが集まるオンラインサロンのように、中央集権的なコミュニティがあったときに、売上をその中央集権的存在が優先的に取り、その中で生まれる企画に対して有名人やコアメンバーが予算をつけていく形がWeb2です
— paji.eth (@paji_a) June 14, 2022
3/ web3において、対象を有名人のファンたちだけのコミュニティにしてしまうと、コミュニティの軍資金は貯まりますが、中央集権的存在に売上が優先的に入ってこない構造になり、この方式だと中央集権的存在の「儲け」は大きく減ってしまうことになります。ここで鍵になるのは『主語の大きさ』です
— paji.eth (@paji_a) June 14, 2022
4/ Facebookのメタ社が「メタバース」という壮大な主語を掲げているところにヒントがあります。FacebookというひとつのSNSとしてではなく、ブランド力を活かしてその領域・業界全体に最大限広げた『主語』の相互運用性のあるコミュニティを掲げ、その一員としてのメタ社を存在させようとしています
— paji.eth (@paji_a) June 14, 2022
5/ さきほどの例で、有名人のファンクラブ的オンラインサロンではなく、「キャンプ好き」みんなが集まるコミュニティに『主語』を広げ、その起案者・推進者として、有名人の影響力をテコに使うイメージ。その貢献に対して、適切なガバナンス・トークンやNFTでストックオプション的リターンを設計します
— paji.eth (@paji_a) June 14, 2022
6/ 有名人のファンクラブだと規模が1万人、会費年1万円、手数料率が50%なら、年5,000万円の収益です。「キャンプ好き」に広げると、規模が100万人、会費は変わらず年1万円、リターンが1%でも年1億円の売上になるのです。中央がいないため参加者みんな主役となるため業界全体の規模感に広げられるのです
— paji.eth (@paji_a) June 14, 2022
7/
— paji.eth (@paji_a) June 14, 2022
Web2の構造
有名人A
↓ ↓
キャンプ (趣味)
↓ ↓
ファン ファン
web3の構造
キャンプ業界全体
↑↑↑ ↑↑↑ ↑↑↑
有名人A<>関連企業<>参加者
8/ web3のコミュニティでは、「みんなが主役」というメッセージをグローバルな人たちにもトラストレスに証明することがかんたんにできます。例えば、コミュニティへの参加パスポートをNFTの売上にした場合、その売上がコミュニティみんなの軍資金=トレジャリーに計上されているかはオープンです
— paji.eth (@paji_a) June 14, 2022
9/ 起案者・推進者の有名人がどれくらいの比率のガバナンス・トークンやNFTを保有しているかもオープンなので、コミュニティでファンである自分がどんだけ頑張ってもトップオフで中央集権的存在に手数料を取られる世界よりも、より「自分が主役」になれる環境が整うのです
— paji.eth (@paji_a) June 14, 2022
10/ ビットコインやイーサリアムという世界共通のプロトコル上では、「自分が主役」となれるからこそ、ビジネスチャンスを感じた”大企業”も、コミュニティの一員として、結果としてコミュニティのグロースに貢献してしまっています。フェアなコミュニティさえあれば”巨人”の後押しも期待できるのです
— paji.eth (@paji_a) June 14, 2022
11/ web3で中央集権的な手数料を取らない姿勢は、「鉄道」が最低限の費用で利用できることに似てます。「鉄道」は現代社会になくてはならない存在ですが、ここが中央集権的権限を発揮すると「鉄道」のビジネス利用はすべて30%の手数料を取る、といったことができます。いまWeb2で起こっている現象です
— paji.eth (@paji_a) June 14, 2022
12/ 「早く行くには1人で、遠くに行くならみんなで」。web3によって、アプリケーションレイヤーもインターネット的なプロトコルとしてのフラットなインフラとなる時、これまでの巨大企業であっても参加者と立場を落としてそのコミュニティへの貢献に対する適切な収益分配になりえるのです
— paji.eth (@paji_a) June 14, 2022
みんなの反応
「早く行くには1人で、遠くに行くならみんなで」ってよく聞くよね👂🤍
— かぉりん.|歌織.|Kaori. |🐼🌈7月23日,7月30日かぉりん夏祭り🏮🎐👘🍧 (@Kaorin_n0613) June 15, 2022
座右の銘
『驕らず、焦らず、日進月歩』#繋がりハウス#NFT交流会bar https://t.co/jN5pIm8iwl
WEB3、、、、
— ONIちゃん📻NFTスペース職人/AMA👹 (@oni_cyan_nft) June 15, 2022
時間かかるかも知れないし
WEB6にいきなりなるかも
しれないし
WEBという概念じゃなくなるかも知れない
だから考えるし面白い https://t.co/NE01RTFbOd
「巨人」も「私」も同じ立場で参加できるWeb3。
— ぱらみ | NFT🔰 (@parami_m) June 15, 2022
今までの生活はガラッと変わりそう。
個人の振る舞いも「何をしたいか」で動ける人がどんどん楽しめる世界になりそうですね🙌 https://t.co/vH3KFdjjmw
Web3の世界では、大企業が立場を落とし、個人が「自分も主役」になれるチャンスが広がる。
— こばん🔰初心者むけ仮想通貨情報サイト『Crypto Begin』主宰 (@koban1127) June 15, 2022
その結果、資本の大小による差の小さなフラットな環境ができあがるのですね👍
さいごの「早く行くには1人で、遠くに行くならみんなで」という言葉、とても素敵です👏 https://t.co/6OwKovXp9j
1人が持つビジョンとその1人が絶え間ない発信で1人1人の共感賛同が集団となり大きなチカラとなり掲げるビジョンが実現となる。実現するための原点は自らの自律した意志の強さとその思いを人の心に投げかけ何度も刻み続ける事が最重要と再確認します。web2からweb3へ邁進します。ありがとうございます。 https://t.co/jFYr65ABt3
— Moon🌕FlowerLolita🌸MoonshotMan.eth🌻 (@Moon_MSMC) June 15, 2022
まとめ
中央集権がなくなる事でコミュニティが活性化することで、全体の利益は大きくなってみんなが儲かるようになるのですね!
「巨人」も「私」も同じ立場で参加できるWeb3 を楽しみにしましょう!