今回はWeb3の専門家として有名な @paji.eth さんの「Web3に取り組みたいけどなにからすればいいの?」についてのツイートをまとめてみました!
- 技術的制約が強い状態のいまから、ブロックチェーンの本質的特性を見極めたサービスやプロダクトを展開
- 2022年に”練習試合”すべき理由は技術的な発展が一歩進みそうだから
- Web2的な上下関係や中央集権的スタンスを持ち込んだりすると反発を招く
Web3で稼ぐ方法はあるのでしょうか?
1/ 今日は「Web3に取り組みたいけどなにからすればいいの?」を書き殴ります。Web3はこれまでの”株主価値最大化”とは真逆の思想。新世界に慣れるためにも”2022年は練習試合をしましょう”です。エコシステムが1回転する額とスピードも段違い。ただ、技術はまだ荒削りな段階なので、いまからが本番です
— paji.eth (@paji_a) May 15, 2022
2/ ”練習試合”を行う方法はざっくり2つの方向性があります。
— paji.eth (@paji_a) May 15, 2022
① 技術的制約が強い状態のいまから、ブロックチェーンの本質的特性を見極めたサービスやプロダクトを展開しておき、「時代待ち」をする
3/ ② (根幹思想を理解した上で)ブロックチェーン純度を落とした”NFT風”、”Web3風”のサービスを現状の利用者のリテラシーにあわせたUI&UXを提供するサービスやプロダクトを展開し「試合経験」を積む
— paji.eth (@paji_a) May 15, 2022
このどちからを、中央集権的権限を放棄しながら、DAO発あるいはコミュニティ発で創るのです
4/ ①も②もこのWeb3の「時代の針」を進めるために非常に重要な役割を担います。すでに既存サービスやプロダクトがある場合、②の方向から徐々にブロックチェーン純度を高めていくことで、アセットをうまく活用できるはずです。また、いまのブランド=信用力をレバレッジした①に挑戦するのもありです
— paji.eth (@paji_a) May 15, 2022
5/ いまからスタートアップを立ち上げるなら、①にトライしやすい環境です。なぜならいまどんなに資金を投下したとしても、本質的なWeb3のサービスやプロダクトを作ろうとしても、トランザクション数、ブロックサイズ、GAS代、UI&UXなどで技術的制約が大きすぎて、資金投下の効果に上限がつくからです
— paji.eth (@paji_a) May 15, 2022
6/ 例えるなら、3G回線で、いまのYouTubeの4K動画を頑張ってみようとするも、カクついてとてもじゃないけど、素晴らしい視聴体験にならない、というようなものです。未来のGameの形である「フルオンチェーンゲーム」は、ソシャゲ黎明期の”紙芝居”です。でも未来はここにあると感じられるはずです
— paji.eth (@paji_a) May 15, 2022
7/ 2022年に”練習試合”すべき理由は技術的な発展が一歩進みそうだから。現時点でもっともWeb3を体現できるブロックチェーンであるイーサリアム2.0に切り替えが行われたり、その上に乗るL2チェーンが社会浸透していくことで、ボトルネックのひとつGAS代問題が解決に向かう可能性が出てきているからです
— paji.eth (@paji_a) May 15, 2022
8/ Web3は、これまでのIT領域だけにとどまらず、経済/金融/法律/会計/税務など”総合格闘技”感満載で、ぶっつけ本番で試合を迎えると、1ラウンドで火の車になります。①や②で、どちらのケースであっても”Web3”のプロジェクトを1周してみて、いろいろな気付きを得られます
— paji.eth (@paji_a) May 15, 2022
9/ 練習試合をするときに気をつけたほうが良いのは、”総合格闘技”の試合にボクシングのルール”は通用しないことです。Web3は「カウンターカルチャー」でもあるので、Web2的な上下関係や中央集権的スタンスを持ち込んだりすると反発を招きがちです。これまでの”株主価値最大化”とは真逆の思想です
— paji.eth (@paji_a) May 15, 2022
10/ ①もしくは②を”練習試合”として行う場合でも、パワフルな企業ほど自身の立場を落として非中央集権化し、コミュニティに溶け込めるか、その態度が問われる難解な世界です。これまでの”勝利の方程式”をそのまま使うと、コミュニティの共感を得られず、”敗北の方程式”になるくらい真逆の新世界です
— paji.eth (@paji_a) May 15, 2022
9/ こう考えると株式会社を利己的利益を最大化するために活用している企業や経営者と、実現したいビジョンの達成のために(ある種しかたなく)株式会社という形態を選択してきた企業や経営者で大きな差がつきます。サービス思想がにじみ出ることになり、Web1の夢を再びと呼ばれる理由がここにあります
— paji.eth (@paji_a) May 15, 2022
9/ こう考えると株式会社を利己的利益を最大化するために活用している企業や経営者と、実現したいビジョンの達成のために(ある種しかたなく)株式会社という形態を選択してきた企業や経営者で大きな差がつきます。サービス思想がにじみ出ることになり、Web1の夢を再びと呼ばれる理由がここにあります
— paji.eth (@paji_a) May 15, 2022
10/ Web3もまた世界が舞台。今後、国内需要が期待できない日本において最後の希望。試合の本番はもうそこまで。”練習試合”をしないチャンピオンがいないように、気づいたら飲み込まれていたWeb2の繰り返しにならないように、ブロックチェーン技術の特性を見極め、正しい活用を練習していきたいものです
— paji.eth (@paji_a) May 15, 2022
まとめ
“練習試合”をしないチャンピオンはいないという言葉を胸に刻み
ブロックチェーン技術の特性を見極め、正しい活用を練習していきましょう!
まずは行動です!