NFTやWeb3がもたらす今後の社会とは？

1/ 今日は「NFTやWeb3がもたらす今後の社会」について書き殴ります。私自身も株式の世界のスタートアップに身を置く立場でありつつ、資本主義社会において、人々や企業はどう社会に貢献するべきか、という視点で物事を考えたときに、いまの既存の仕組みがベターではあれこそベストではないと感じます

— paji.eth (@paji_a) March 8, 2022

2/ 例えば、社会にとって人々の経済格差（特に貧困面）が広がることは、社会秩序を不安定にさせ、巡り巡って豊かさを享受している人々にも大きな影響を与えることは、人類の歴史を振り返ってみても、とてもよく理解されているところだと思います。昨今のさまざまな軋轢は格差と貧困が広がった結果です

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3/ そんな中、株式市場における資本家の要請は、出資している企業の短期的な利益追求であり、市場での評価もそうした企業や経営が称賛される風土ができあがってしまっています。トマ・ピケティ氏が唱えた「r>g」は資本主義経済の限界を示しているよう見えます。常に資本効率が労働効率を上回る世界です

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4/ ざっくり言ってしまえば、労働するより投資したほうが豊かになってしまうということ。「持てる者」と「持たざる者」の差がますます開くことを意味します。私は、NFTやWeb3によって、「持たざる者」も、ネット上では誰でも日常生活を営みながら自然と投資側に回る状態になると考えます

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5/ 企業が将来にわたって発展していくための資本や利潤を生み出すことで、研究開発や先行投資につながり、次のよりよいサービスが生まれるエコシステムが循環されていくため、利益の追求それ自体は否定されるものではないことは明白です

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6/ ただ、そうした強い企業によって過度な利益追求がなされた場合、業界構造として苦しむ企業や個人を増やし格差や貧困を広げてしまったり、それに付随する労働者の豊かさを搾取している可能性さえあります

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7/ また、それが長期間にわたると社会格差や貧困を広げたしっぺ返しとして、ひいてはそうした豊かさを享受している会社や関係者に影響を及ぼすとしたら、いまの社会制度そのものを改善されていくことは、（仮に短期的に企業の利潤が減ったとしても）よりよい社会の実現に繋がっていくはずです

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8/ こうした一部の会社が生み出した利潤が、これまでは還元されなかったもっと幅広い人々に還元することができるNFTやWeb3の考えは、中・長期視点で考えたときに、よりよい社会にしてくれる力強いパートナーになりえるのでは、と思います（※NFTの使い方やWeb3の導く方向によっては懸念もあります）

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9/ これまで社会にとって真に良い活動をしたとしても、金銭的リターンがない場合、人々にとって本当に価値あるサービスが提供できませんでした。NPO活動や公共サービスなどがその最たる例。NFTやWeb3を活用することで、いまはボランティアで行われるような「良いこと」に報酬が出せるようになるのです

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10/ コミニュティ単位でその活動が是とされることであれば、その本質的かつ社会にとって真に役立つ貢献を続けることを、金銭的リターンを紐づけで活動できるようになり、そしてそうした活動をしている人こそ称賛される本当のより良い社会が（方向性や使い方さえ間違わなければ）実現されると思います

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