今回はWeb3の専門家として有名な @paji.eth さんの「専門用語を使わずに「DeFi」を書き殴り」についてのツイートをまとめてみました!
- 「DeFi」は、リアルタイムで進行中の”お金のデジタル革命”
- 技術が発展し、「銀行」以外でも大きなお金を預かっても、ちゃんと返ってくる仕組みができた
- インターネットに繋ぐことさえできれば、国や法律でも規制したり、止めたりすることもできない仕組み
Web3で稼ぐ方法はあるのでしょうか?
前編はこちら
1/ 今日は、専門用語を使わずに「DeFi」を書き殴りの続きです。「DeFi」は、リアルタイムで進行中の”お金のデジタル革命”です。NFTと同じブロックチェーンという技術が使われていて、いまみんなが「お金」というキーワードを聞いて思い浮かべる、銀行や通貨を大進化させている一大ムーブメントなのです
— paji.eth (@paji_a) May 6, 2022
2/ ここに1万円札があります。この1万円札を銀行に預けると、私の手元から1万円札が銀行に移って、銀行の通帳に1万円という数字が記録されます。でも、この通帳に書かれた1万円という数字が、もしニセモノだったら?1万円は銀行に移ったので、私の手元は0円に。でも実際にはそんなことにはなりません
— paji.eth (@paji_a) May 6, 2022
3/ 銀行は1万円を預けたら、必ず1万円を引き出せるからです。つまり、銀行を「信用」して、私たちは1万円というお金を預けることができました。銀行はそうした「信用」をずっと長い間つみあげてきた場所ですね。お金のように大切なものを預けるだけ信じられるかどうか、「信用」がキーワードです
— paji.eth (@paji_a) May 6, 2022
4/ 話を続けます。例えば、さっきコンビニで会った見知らぬ人が「私に1万円を預けてくれたら1年後に2万円にして返します」と言ってきたら、1万円を預けることができますか?日本人は良い人が多いので、1万円を預けても、ほとんどの人が、あとあと2万円をちゃんと返しくれると信じるかもしれません
— paji.eth (@paji_a) May 6, 2022
5/ でも、同じ人が「1,000万円を預けて」と言われたら預けることはできるでしょうか?私にはできません。1年後に返ってこない可能性がちょっとでもあったら怖いですよね。だから、やっぱりお金のように大切なものは、しっかりした銀行のように「信用」できる場所にしか扱うことができなかったのです
— paji.eth (@paji_a) May 6, 2022
6/ これがいま、技術が発展し、「銀行」以外でも大きなお金を預かっても、ちゃんと返ってくる仕組みができたのです。超ざっくりいうと、ネットとパソコンをフル活用して、お金のすべてのやりとりを24時間365日みんなで確認し合うことで、預けて返さないというインチキができなくなったからです
— paji.eth (@paji_a) May 6, 2022
7/ ちなみに、どれくらい大きなお金を預かっているかというと、10兆円分という大きさです。すごい大きさですよね。でも、まだまだ大きくなりそうです。これだけでも”お金のデジタル革命”と言ってしまってもいいかもしれませんが、まだこれは序の口です。全世界GDPからすると1%ほどしかないからです
— paji.eth (@paji_a) May 6, 2022
8/ 銀行のように大切なお金を預けることができる「とある場所」が”デジタル革命”の発祥地です。その場所はインターネット上にあり、とある技術者がブロックチェーン技術を活用して発明したサービスです。一度作ったら、作った人でも変更できない仕組みで、どう動作するかも透明化されています
— paji.eth (@paji_a) May 6, 2022
9/ 「とある場所」であれば、お金のように大切なものでも、世界中の見知らぬ人同士でもやりとりができるようになります。”どう動作するかみんなが調べることができて、誰も変更できない仕組み”なので、「りんごが木から落ちる」万有引力の物理法則くらい確実に実行されるものだからです
— paji.eth (@paji_a) May 6, 2022
10/ これまで「銀行」など信用が高いところしかできなかった「お金をやりとりする仕事」が、世界中の誰でも関われるようになったとも言えます。もし、さっきのコンビニの見知らぬ人が、この場所で「仕事」をしていたら、めぐりめぐって、その人にもお金を預けることになっているかもしれません
— paji.eth (@paji_a) May 6, 2022
11/ 「銀行」は会社や個人がお金を移動したり、日本円と米国ドルを交換することで手数料をとって利益を出していますよね。デジタル革命の「とある場所」は、個人が「銀行が行っている仕事」に関わることで、個人で手数料を稼げるようになっています。「個人で銀行の仕事」をしている人も大勢います
— paji.eth (@paji_a) May 6, 2022
12/ この「場所」や「仕事」は、インターネットに繋ぐことさえできれば、国や法律でも規制したり、止めたりすることもできない仕組みで、インターネット上に国家がひとつできてしまったかのような存在です。私が毎日8時間しか眠っていない間に「なんてこった」です。この続きは次回
— paji.eth (@paji_a) May 6, 2022
まとめ
インターネット上に国家がひとつできてしまったかのような存在「DeFi」
個人が「銀行が行っている仕事」に関わることで、個人で手数料を稼げるようになるなんてデジタル大革命ですね!