今回はWeb3の専門家として有名な @paji.eth さんの「Web3時代にDeFiが起こす社会変革」についてのツイートを解説します!
先日、@path.eth さんのこのツイートが話題になりました!このツイートの各項目についてみていきましょう!
Web3で稼ぐ方法はあるのでしょうか?
1. プラットフォーム弱→個人強
Web 3.0は「分散型インターネットであり、背景を考えれば理解しやすいです。Web3.0の普及の背後には、GAFAや他のプラットフォーマーに対する動きがあります。
TwitterやYouTubeなどのプラットフォームでは、ルールに違反した人はアカウントを凍結したり、コンテンツを削除したりします。 従来の「Web2.0」は、プラットフォーマーがユーザーに独自のルールを課し、少数の人々によって作成されたアルゴリズム内で収益化を最大化するためのものでした。 これは、ユーザーがコンテンツの作成に貢献しているが、見返りはあまり得られておらず、データが悪用されている状況です。
Web 3.0を使用すると、ユーザーはプラットフォームを経由せずに、データとお金を相互に直接交換できます。
Web2.0からWeb3.0に移行することで、コンテンツを作成した人に報酬を与えるという世界観が生まれます。
2. 資本家と労働者が融合
Web3をでは個人の間で価値の交換ができるようになります。
つまり、「所有権」から「共有」に移行する経済システム。 そして、私たちの働き方という点では、単一の会社に依存しない働き方です。
日本では、旧企業組織も終身雇用の崩壊、2番目の仕事の導入、週3日の労働、そして仕事に基づく雇用に向けて加速していきます。
企業はこれまで以上に利益だけでなく社会的意義についても問われるでしょう。 私たちが所属する組織やコミュニティも、利益だけでなく、価値観に強くコミットする必要があります。
「仕事」があなたが始める生産的な活動であり、「労働」が単にあなたが資本家に時間のためにあなたの労働を売る取引であるならば、「仕事」はあなたの個人的な時間の範囲を超えて無限になり、「労働」は 可能な限り最短の時間で、最も差し迫った現金需要を獲得する活動に統合されます。これがトレンドです。 (ベーシックインカムが実現すれば、この傾向は加速する可能性が高い)
資本家か労働者かという選択は過去の時代です。 インターネットの発達のおかげで、フリーランサーはマイクロコーポレーション(一人の会社)を作ることができるようになり、資本家と労働者の2つの顔を使うことができるようになりました。
したがって、現実的な未来は資本主義と社会主義のどちらかを選択するのではなく、2つの経済システムのケースバイケースのバランスをとることだと思います。
3. 身体性=国別→価値観=コミュニティ別
今日の日本社会では、国籍、年齢、性別、生まれつきの物性などで不利な立場に置かれることがよくあります。
ただし、Web 3.0の世界では、匿名性が保証されています。
ブロックチェーンには自分の活動だけが刻印されるので、重要な評価指標は「自分がどんな人か」だけで、出生や過去が問われることはありません。
つまり、同じ目標を共有する人々と自由に暮らせる可能性が広がっています。
Web 3.0 の世界では、身体が所属する国別の考え方から、価値観を共有したコミュニティ別の考え型に変わっていくという事でしょう。
4. 月給・ボーナス&S/O→秒給・タスク給&トークン
これまでのWeb 2.0 の世界では、人々は企業に所属して給与・ボーナスをもらい生活してきました。
それに加えて特別な報酬としてS/Oが与えられきました。
こうして、人々は仕事にやりがいを感じて企業に貢献してきました。
一方で、Web 3.0 の世界では、人々は個人としてコミュニティで提供されている仕事をしていく事になります。
そのため、1秒毎であったりタスク毎に決められる給与を個人としてこなして報酬をえます。
また、トークンを持つことで、そのトークンの価格が上昇することによって特別な報酬をえます。
こうして、Web 2.0 から Web 3.0 に変わることによって報酬の考えかたも変わっていくでしょう。
5. 貢献報酬の公平化&可視化
Web 3.0 の経済にはトップダウンの管理はありません。 人事部はありません。 契約や給与交渉はありません。 貢献者に適切なインセンティブと報酬を与えるにはどうすればよいでしょう?
ひとつの方法として、仕事に貢献したいメンバーが、期間ごと(1か月間)に、作業している内容とチームメンバーを登録し、各メンバーは一定量の割り当てポイントを持ち、自分の貢献についての考えに基づいて、一緒に作業した貢献者にポイントを割り当てることができます。
こうすることによって、貢献に応じた報酬が可視化され、公平に分配されることができます。
6. スマコン自動化→コスト減
スマートコントラクトとは、特定の条件が満たされたときに特定のプロセスを自動的に実行するなど、契約パフォーマンス管理の自動化を指します。
ブロックチェーンに記録された、効果的なトランザクション/コントラクトのパフォーマンス管理を、プログラムとして有効にするための条件を記述して自動化することにより、さまざまな操作をシームレスに接続することが期待されます。
スマートコントラクトによって、これまで手動で行われていた時間のかかる煩雑な契約が自動化されます。そういった手間が減るために、契約のコストが下がっていくのですね。
7. あらゆる産業にリスクマネー供給→文明の発展加速
リスクマネーとは、回収不能になるリスクを負いつつも、高いリターンを求めて投資される資金の事です。
これまでは、リスクマネーはスタートアップ企業の投資など、大口の取引だけで行われており、発展途上国や新しい産業には中々集まってきませんでした。
Web 3.0 によって、資金の移動が簡単になり、少額からでも資金の移動ができるようになりました。
これにより、今まで資金を集めるのが困難だった、発展途上国や新しい産業にも資金が集まるようになり、文明全体の発展が加速するという事ですね。
Web 3.0 の起こした経済革命によって、実現したことですね。
まとめ
「Web3時代にDeFiが起こす社会変革」についてまとめました。
これから、Web 3.0 によって、文明全体の発展が加速することを願いたいですね。