今回はWeb3の専門家として有名な @paji.eth さんの「『ネット上』の自分の名前を取り戻すNFT=「ENS」」についてのツイートをまとめてみました!
- ENSは、NFT=ブロックチェーン技術で作られているため、個人が「名前データ」を保有することができる
- ESNのようなフルオンチェーンNFTが行っていることは、『ネット上』のデータをみんなで管理する
- 個人に紐づくあらゆるネット上のデータがNFT化されていれば、データを自分の手元におけるようになる
Web3で稼ぐ方法のヒントはあるのでしょうか?
1/ 今日は『ネット上』の自分の名前を取り戻すNFT=「ENS」について書き殴っていきます。NFTにはネット上のデジタルデータに在庫を定義する機能がありますが、まったく別の使い道もあります。ブロックチェーンが持つ特性を活かした”権威”に頼ることなく、ネット上のデータを個人が”管理”できる効用です
— paji.eth (@paji_a) April 9, 2022
2/ いま、あなたがSNSなどで登録している名前は”あなたのもの”ではないといったら、どう感じるでしょうか。「登録しているだけだから特に困らないよ」「ネットの名前を自分のものにするって意味不明」という人は多いと思います。私も数年前までこの質問をされたら同じ答えをしたと思います
— paji.eth (@paji_a) April 9, 2022
3/ 現実世界。日本で生まれた人は、14日以内に所在地の役所に名前を決めて出生届をすることで、あなたは、日本国民としての名前を得られます。第三者が勝手になにかの契約を結ぶことは、現実の世界では行えません。これは日本国民である限り、国家から「戸籍法」等で守られているあなたの権利です
— paji.eth (@paji_a) April 9, 2022
4/ SNS。ネット上の”閉じた世界”の中で、各企業がこうした「名前(ユーザーネーム)」の管理を行っています。時として、ネット上の「名前」は企業の都合によって、勝手に剥奪されることもありますが、めったに起こらないので、多くの人たちにはデメリットはないように見えました。ENSが出現するまでは
— paji.eth (@paji_a) April 9, 2022
5/ ENSは、NFT=ブロックチェーン技術で作られているため『ネット上』のデータを中央集権的な権威に頼ることなく、個人が「名前データ」を保有することができます。例えば、私のENS「paji.eth」は、ENSに対応したWeb3系のサービスでは、ウォレットを接続するだけで自動的に「名前」の欄に表示されます
— paji.eth (@paji_a) April 9, 2022
6/ これには、これからはSNSなどでいちいち「名前」を登録する手間が省けるので便利、というだけにとどまらない、深い意義があります。なぜなら、これまでは中央集権的な存在に「名前」のような個人にとって大切なデータを管理されていた状況から脱出できるからです
— paji.eth (@paji_a) April 9, 2022
7/ 『ネット上』ではじめて個人が、自分自身のアイデンティのコアである「名前」を、自分自身が””管理”できるようになったからです。これまでのアカウント名だったデータは、自分自身をあらわす名前という重要なものにも関わらず、自分で保有していなかったのです
— paji.eth (@paji_a) April 9, 2022
8/ そう考えると、これまでの『ネット』が異常な世界だったことに気付かされます。自分をあらわすもっとも大切な「名前」を自分自身で管理できず、権威のデータベースの上で、参照していただけだったのですから。非中央集権的にデータ管理を分権化できるブロックチェーンのなせる技です
— paji.eth (@paji_a) April 9, 2022
9/ ESNのようなフルオンチェーンNFTが行っていることは、超ざっくりいえば、「『ネット上』のデータをみんなで管理する」だけです。これまでどこか1社だけが管理していた状態から、世界中のみんなで管理に。こうすると、『ネット上』の「名前データ」を個人個人が管理することができるのです
— paji.eth (@paji_a) April 9, 2022
10/ ENSを使うことは、Webサイトやアプリで毎回新規作成していた”アカウント”を個人に取り戻すことに繋がります。そのNFTを保管するイーサリアム・ウォレットを利用することになるからです。アカウントが自分のものになれば、SNS側で個人情報などの流出は起こらなくなります(代わりに自己責任となる)
— paji.eth (@paji_a) April 9, 2022
11/ 今後個人に紐づくあらゆるネット上のデータがNFT化されていれば、中央集権的な存在に頼らずとも、自分自身で管理できるようになり、データを自分の手元におけるようになるわけです。これは、現実世界と同じように、『ネット』上のデータを本来あるべき姿=個人に取り戻す運動でもあるのです
— paji.eth (@paji_a) April 9, 2022
12/ ENSは、本来個人が管理すべきだった『ネット上』のあらゆるデータは、NFT=ブロックチェーン技術によって、中央集権的な存在から取り返していくんだというスタンスを世の中に提示したともいえます
— paji.eth (@paji_a) April 9, 2022
13/ すでに、SNS上のフォロー・フォロワー関係=ソーシャルグラフをNFT化して、中央集権的な存在に管理させない動きなども出てきており、この流れは止まらないでしょう
— paji.eth (@paji_a) April 9, 2022
14/ NFTは使い方しだいで、個人が『ネット上』のあらゆるデータを、個人で管理できるようにする技術として使われていき、徐々にあるべき姿に変わっていくでしょう。本来個人が保管したほうが良い、あらゆる『ネット上』のデータが、個人に取り戻されていく未来を考えると、ワクワクして今日も8時間しか
— paji.eth (@paji_a) April 9, 2022
まとめ
NFTは使い方次第で、個人が『ネット上』のあらゆるデータを、個人で管理できるようなります。
中央集権的な存在に管理させず、個人に取り戻され個人で管理する未来が楽しみです!